猫と手裏剣

AIサービス プライバシー・セキュリティ定点観測レポート(2026年11月02日)


巡回結果サマリー

サービス ページ名 状態
ChatGPT (OpenAI) エンタープライズプライバシー 変更なし
ChatGPT (OpenAI) セキュリティとプライバシー 変更なし
ChatGPT (OpenAI) ビジネスデータの取扱い 変更なし
ChatGPT (OpenAI) プライバシーポリシー 変更なし
Gemini (Google) Geminiアプリ プライバシーハブ 変更あり
Gemini (Google) Workspace生成AI プライバシーハブ 変更なし
Gemini (Google) アクティビティの管理・削除 変更あり
Claude (Anthropic) プライバシーポリシー 変更なし
Claude (Anthropic) プライバシーセンター 変更なし
Claude (Anthropic) プライバシー・法務ヘルプ記事一覧 変更なし
Claude (Anthropic) Trust Center 変更なし
Claude (Anthropic) 透明性ハブ 変更なし
Microsoft 365 Copilot データ・プライバシー・セキュリティ 変更なし
Microsoft 365 Copilot Copilot Chatのプライバシーと保護 変更なし
Microsoft 365 Copilot エンタープライズデータ保護 変更なし

変更ありページの詳細

Gemini (Google) — Geminiアプリ プライバシーハブ

URL: https://support.google.com/gemini/answer/13594961?hl=ja

今回の差分は、ページ内部の識別子(ハッシュ値と呼ばれる管理用の数値)が変わったことのみ確認できています。ページの文章内容がどう変わったかは差分からは読み取れません。こうした識別子の変化は、文章の修正・追記に伴って自動的に更新されることもありますが、ページの構成変更や軽微なシステム側の更新だけで変わることもあります。

現時点では「何らかの更新が行われた」という事実は確認できるものの、利用条件やデータの取扱いに関わる実質的な変更があったかどうかは、差分の情報だけでは断定できません。Geminiアプリを業務利用されている方は、念のため上記ページをご自身の目で確認されることをお勧めします。

Gemini (Google) — アクティビティの管理・削除

URL: https://support.google.com/gemini/answer/13278892?hl=ja

こちらも同様に、ページ内部の識別子が変わっていることのみ確認できています。「アクティビティの管理・削除」は、Geminiに入力した内容の履歴をどう扱うか、削除する方法はどうか、といった実務に直結する説明が掲載されているページです。それだけに、変更の有無は気になるところです。

ただ、今回取得できた差分からは具体的な文章の変化が見えないため、「何らかの修正が加えられた可能性がある」という範囲にとどめます。Geminiをお使いの方は、こちらも実際のページをご確認ください。


総評

今週、OpenAI・Anthropic・Microsoftの各サービスについては、監視対象の全ページで変更は検出されませんでした。利用条件に変化はありません。

Googleについては、Geminiアプリ関連の2ページで内部的な変化が検出されましたが、差分から利用条件やデータ取扱いの実質的な変更を読み取ることはできませんでした。「表現の修正や軽微なページ更新の可能性がある」という保守的な見方が妥当です。

税理士事務所の実務として直ちに対応が必要な変更は、今週は確認されていません。ただ、Geminiをすでに業務の中で使っている方は、上記2ページを念のため一読しておくと安心です。


この観測は何を・なぜチェックしているのか(毎回掲載)

本レポートは、主要AIサービスの公式ページのうち、業務利用の可否判断に
直結する条件が書かれているページ
を毎週機械的に取得し、前回の内容と
一言一句を比較して「変わったかどうか」を検出しています。
見ているのは主に次の観点です。

  • 入力データの学習利用: 打ち込んだ内容がAIの学習に使われるか。
    顧客情報を扱う士業・企業にとって最重要の条件です
  • データの保持・削除: 入力内容がどれだけの期間、事業者側に残るか
  • 法人向けのデータ保護: 一般向けと法人向けで扱いがどう違うか
  • 第三者認証: SOC 2やISO 27001/42001など、外部監査を受けている
    かどうか。事業者の「自称安全」ではない裏付けです
  • 委託先(サブプロセッサ): 入力データに触れうる外部業者の一覧。
    ここが増減した=データの流れが変わった可能性があります
  • 透明性レポート: アカウント停止件数や法執行機関への対応など、
    事業者の運用姿勢を示す開示情報です

ポリシーページの文言が変わるということは、利用条件そのものが
変わった可能性がある
ということです。各社は変更を大々的には
告知しないことが多いため、機械的な定点観測に価値があります。
なお「変更あり」には誤字修正やデザイン変更も含まれるため、
重要そうな変更は必ずリンク先の原文でご確認ください。

監視対象ページ一覧


本レポートは、各社公式ページの本文を機械的に取得して前回分と比較し、AIが差分を要約する実験企画「AIセキュリティ定点観測」です。人間の校閲を経ていないため、要約に誤りを含む可能性があります。利用判断の際は必ず本文中のリンク先(公式ページ)をご確認ください。