猫と手裏剣

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

今年は歳男で還暦です。精神年齢はたぶんに二十歳の頃から変わっていないので個人的には全く実感はないのですが、身体の方は正直で年齢相応に着実に衰えてきていますので、今年は心身のケアに努める一年にしたいと考えています。

ちなみに還暦は古代中国から伝わる暦法や時間・方向を表すための記号体系である干支(えと)が、十干(じっかん) 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 と、十二支(じゅうにし) 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥 の組み合わせからなり、全部で60通りの組み合わせがあることから、これをぐるっとひとまわりすると暦が一周し、自分が生まれた干支に戻るというところに由来します。

昔は60歳定年など、60歳が人生におけるひとつの区切りとなり、現役世代と老後世代の分岐点のようにも言われていましたが、今は長寿化の影響もあって60歳はまだまだ若いし現役世代です。

税理士業界はもともと業界構造というか資格取得制度の特殊性により年齢層が高く、60歳なんてまだまだ鼻たれ小僧なので、何を今更といったところですが、世間的にはどうもそうは見てくれないようで、「そろそろ後継者を」とか、おせっかいを言ってくれる顧問先もあったりします。

還暦になると「赤いちゃんちゃんこ」を着てお祝いをするというならわしもありますが、「赤いちゃんちゃんこ」を着るのは、赤色が古来より日本や中国を含む東アジアの文化圏で「魔除け」や「厄除け」の象徴とされており、暦が一巡するので、新たなはじまり、生まれ変わり、というところから「赤ちゃんに戻る」といったような意味合いもあるようです。

ただ、既に「人生100年時代」になり、今後はもしかしたら「人生120年時代」になるかも知れません。還暦はその意味では「生まれ変わる」のではなく、単に人生の折り返し地点に到達しただけ、あくまでも「通過点」だという話になるのかなと思っているところです。

さて、残り60年の人生で何をなすべきか。実現可能性なども考慮しつつ計画を練り、幸先の良いスタートを切りたいと思います。

とりあえずAIは面白いし可能性を感じているので、今年は少し「昔取った杵柄」ではないですが、AIを使ったプログラミングにチャレンジしたいと思っています。また、VR、仮想現実ですね。こちらも非常に大きな可能性を持っていると思うので、昨年末に、業務デジタル化の可能性を探るために入手した META QUEST3 なども業務で活用してみたいと考えています。

まだまだ枯れるには早すぎるし、自分の限界を知るには未成熟過ぎるので、今年も一年間、ハードに前のめりに生きていこうと思っています。

というわけで本年もどうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m

p.s 年賀状は思うところあって2年ほど前から完全廃止しています。失礼平にご容赦を。orz

【参考】ChatGPT先生に教えてもらいましたw

1. 十干(じっかん)

十干は、10種類の要素からなる記号体系で、以下の10文字があります

順番十干読み方
1きのえ
2きのと
3ひのえ
4ひのと
5つちのえ
6つちのと
7かのえ
8かのと
9みずのえ
10みずのと

十干は、木・火・土・金・水という五行説(自然の5要素)に基づいて、それぞれが「陽(え)」と「陰(と)」に分けられています。

2. 十二支(じゅうにし)

以下が十二支とその動物、特徴の一覧です:
順番十二支読み方動物象徴・特徴
1ネズミ繁殖力、機転
2うしウシ忍耐、努力
3とらトラ勇気、自信
4ウサギ優雅、温和
5たつタツ権威、想像力
6ヘビ知恵、冷静
7うまウマ活力、情熱
8ひつじヒツジ調和、謙虚
9さるサル機知、柔軟性
10とりトリ正確さ、責任感
11いぬイヌ忠誠、正義感
12イノシシ勇猛、決断力

-追伸-

政府や地方自治体、現地の皆様や支援者の皆様が尽力をされていることは重々承知しつつも、昨年1月1日に発生した能登の震災の復興が遅々として進んでいないことに、日本国民の一人として、やり場のない、激しい怒りと憤りを感じます。被災された皆様には再度、心よりお見舞い申し上げます。阪神淡路大震災に被災した際の苦い強烈な思いが再びよみがえってきた元旦でした。